梶原杢太郎 『チキンライススープ』
2007年10月16日 読書角川書店、1995。この小説も読んでいて言葉が頭に入ってこない(涙)。右の耳から左の耳へ、というか右のへんの脳に入って左の脳へ移る前に消失してしまう、というか。すみません、なので3分の1くらい読んで挫折、読みきれなかったです。文体はちょっと詩的といえば詩的かな(あ、作者はミュージシャンの大江千里)。そういえば、久しぶりに海外が舞台になっている小説を読んだ気がする。といってもニューヨークで、主な登場人物たちは日本人だけど。
<なんだか、俺の体温は一向に下がらない/健と善、明美と渚。チェルーのアパートからスタートした4人の“live”は、思い思いのかたちでNYという街に馴染んでいった・・・・・。/あてもなく、癒されないさみしさを描く青春小説。>(帯より)
よくわからないのだけれど、「俺」(健)と善(善朗)の2人は、予備校のほかに(市ヶ谷の)英会話スクールに通っていたの? うーん…。ま、どうでもいいか。そこで男2人と女2人は知り合ったらしい。で、よくわからないけれど、NYへ行って、とりあえず最初は1つの部屋で共同生活をしていたらしい。恋愛小説といえば恋愛小説っぽいかな、明美とセッ○スする仲の「俺」は、善と付き合っていた渚(黒人のスポンサーがいるらしい)のことが好きで……みたいな話。(で、渚の双子の妹たちが彼女のもとにやってきたあたりで、わたくし、本を放擲です(汗)。)
あ、傍点付きの「浪人中退」という言葉が出てくるな。もう1度大学受験を考えるかどうかは別として、とりあえずはドロップアウト系、というか、とりあえずドロップアウト後が描かれている感じ。海外へ行けば(“逃げる”ではなく積極的にでも)どうにかなるかといえば、そんなうまい話はない、のかな? (そういえば、小説ではないけれど、フジテレビだったかな、渋谷区で起きた兄が妹を殺害してバラバラにした事件、の裁判を伝えるニュースのなかで、その被告人のことを「元予備校生」と呼んでいたと思う。事件そのものはともかく、そんな肩書きはちょっとないんじゃないかな。)
<なんだか、俺の体温は一向に下がらない/健と善、明美と渚。チェルーのアパートからスタートした4人の“live”は、思い思いのかたちでNYという街に馴染んでいった・・・・・。/あてもなく、癒されないさみしさを描く青春小説。>(帯より)
よくわからないのだけれど、「俺」(健)と善(善朗)の2人は、予備校のほかに(市ヶ谷の)英会話スクールに通っていたの? うーん…。ま、どうでもいいか。そこで男2人と女2人は知り合ったらしい。で、よくわからないけれど、NYへ行って、とりあえず最初は1つの部屋で共同生活をしていたらしい。恋愛小説といえば恋愛小説っぽいかな、明美とセッ○スする仲の「俺」は、善と付き合っていた渚(黒人のスポンサーがいるらしい)のことが好きで……みたいな話。(で、渚の双子の妹たちが彼女のもとにやってきたあたりで、わたくし、本を放擲です(汗)。)
あ、傍点付きの「浪人中退」という言葉が出てくるな。もう1度大学受験を考えるかどうかは別として、とりあえずはドロップアウト系、というか、とりあえずドロップアウト後が描かれている感じ。海外へ行けば(“逃げる”ではなく積極的にでも)どうにかなるかといえば、そんなうまい話はない、のかな? (そういえば、小説ではないけれど、フジテレビだったかな、渋谷区で起きた兄が妹を殺害してバラバラにした事件、の裁判を伝えるニュースのなかで、その被告人のことを「元予備校生」と呼んでいたと思う。事件そのものはともかく、そんな肩書きはちょっとないんじゃないかな。)
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