アンソロジー『妄想 Imagine』(双葉文庫、2007)所収、5篇中の5篇目。官○小説はやっぱり無理(涙)。短篇にもかかわらず最後まで読み通せず。内容はまずは“アタリ屋”みたいな感じ? 両親だけ引っ越してしまい、アパートを借りて1人暮らしをしている浪人生、鈴木浩樹(18歳)は、短大に通っている高校のときの同級生、山沢美由紀のことが好きで(というかストーカーに近い感じ?)、その美由紀が運転する自動車の前に飛び出して…、みたいな感じ。あとは入院先で右手が使えないから、とかなんとか言いながらうんぬん、お母さん(淳子)ともうんぬん、みたいな…。白衣は着ていないけれど、病院だから“看護婦もの”みたいな感じ?(○能小説にそんな下位ジャンルはないのかな)。文体は、この作者もけっこう軽い文章を書くなぁ、というか。でも、やっぱりエ○用語はたくさん出てくるね(ふつうの小説と比べたらあかんのか)。なんていうか、無駄な設定も多いかもしれない。例えば、浪人がらみのことでは、主人公が夏期講習を最後に予備校には行っていないとか、居酒屋でアルバイトをしているとか。最後まで読んでいないからわからないけれど、話の展開とまったく関係がないような。
 

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