笹沢左保 「裏切りの雨」
2008年6月7日 読書『邪魔者』(光文社文庫)に収録されているみたいなのだけれど、古本屋で探しても見つからず。いま手もとにあるのは、図書館から借りてきた『午後の死刑』(青樹社、1980)で、その10篇中の9篇目が「裏切りの雨」。笹沢左保も初めて読んだけれど、文章がテンポよく言い切られている感じで、意外と読ませられました。
内容というかは、まず、上京して喫茶店でウェイトレスをしていた女の子(上田貴子、18歳)がひとり暮らしをしていた部屋で、半裸状態で殺されているところを発見される。いつだっけ? ――8月くらいか。それで、ちょっとネタバレしてしまうけれど(というか、犯人さがし小説ではなくて、この小説の読みどころは、どうして殺害にいたったのかという部分にあるのだろうけれど)、近所に住んでいる予備校生の伊沢栄二(19歳)が自首をしてくる。<英語の特訓に通っている夜間部は、土曜と日曜だけが休みだった。>(p.238、下段)――これはどういうこと? 昼間も予備校に通っていて、そのほかに夜(夕方)余分に英語の授業を受けている、みたいなことかな。私鉄を利用、帰りは8時くらいになるらしい。
読み終わって思い浮かんだのは(ネタがバレすぎてしまうかな)、TVドラマとか漫画とかでよくありそうな、自分に手を振っているのかと思ったら実は後ろにいる人に振っていたみたいな、それに近いような“ネタ”かもしれない(だいぶ違うかな、わからない)。関係ないけれど、この殺されてしまったウェイトレスの貴子の設定が、個人的にはちょっとハテナ。もともと絵画を志して上京、部屋には本がたくさんでロマンティスト……? いまでいえば、部屋には漫画がたくさん趣味はお絵描き、(喫茶店は喫茶店でも)秋○原にあるメ○ド喫茶でアルバイト、みたいなそんな感じ? 違いますかそうですか(汗)。
内容というかは、まず、上京して喫茶店でウェイトレスをしていた女の子(上田貴子、18歳)がひとり暮らしをしていた部屋で、半裸状態で殺されているところを発見される。いつだっけ? ――8月くらいか。それで、ちょっとネタバレしてしまうけれど(というか、犯人さがし小説ではなくて、この小説の読みどころは、どうして殺害にいたったのかという部分にあるのだろうけれど)、近所に住んでいる予備校生の伊沢栄二(19歳)が自首をしてくる。<英語の特訓に通っている夜間部は、土曜と日曜だけが休みだった。>(p.238、下段)――これはどういうこと? 昼間も予備校に通っていて、そのほかに夜(夕方)余分に英語の授業を受けている、みたいなことかな。私鉄を利用、帰りは8時くらいになるらしい。
読み終わって思い浮かんだのは(ネタがバレすぎてしまうかな)、TVドラマとか漫画とかでよくありそうな、自分に手を振っているのかと思ったら実は後ろにいる人に振っていたみたいな、それに近いような“ネタ”かもしれない(だいぶ違うかな、わからない)。関係ないけれど、この殺されてしまったウェイトレスの貴子の設定が、個人的にはちょっとハテナ。もともと絵画を志して上京、部屋には本がたくさんでロマンティスト……? いまでいえば、部屋には漫画がたくさん趣味はお絵描き、(喫茶店は喫茶店でも)秋○原にあるメ○ド喫茶でアルバイト、みたいなそんな感じ? 違いますかそうですか(汗)。
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