☆『豆単』『でる単』が出てくる小説。(随時追加)
2008年7月9日 読書
大学受験の勉強といえば暗記、暗記といえば英単語または歴史の年号、英単語といえば市販の単語集『豆単』または『でる単』。逆にいえば『豆単』または『でる単』は、受験勉強を象徴するもの、ということになる。……ほんまかいな(汗)。
(1) 『豆単』『でる単』両方とも出てくる小説。
霞流一『おさかな棺』
北村薫『スキップ』
小峰元『ピタゴラス豆畑に死す』
(2) 『豆単』が出てくる小説。
井上ひさし『青葉繁れる』
遠藤周作『ただいま浪人』
小峰元のいくつかの小説(『ピポクラテスの初恋処方箋』など)
清水義範「続・イエスタデイ」(『イエスタデイ』)
干刈あがた「雲とブラウス」(『樹下の家族』/文庫『ウホッホ探検隊』)
三木卓『柴笛と地図』
村上龍『69』
村田基「山の家」(『恐怖の日常』)
森詠『那珂川青春記』
結城恭介「美琴姫様騒動始末」(『美琴姫様騒動始末』)
cf. 『豆単』は出てこないけれど、abandonが出てくる小説。
庄司薫『さよなら快傑黒頭巾』
中上健次「黄金比の朝」(『岬』)
(3) 『でる単』が出てくる小説。
五十嵐貴久『Fake』
江國香織『流しのしたの骨』
清水義範『学問ノススメ』
延江浩「レント・ア・キッス」(『アタシはジュース』)
氷室冴子『雑居時代』
姫野カオルコ『ひと呼んでミツコ』
――『ラブレター』/文庫『終業式』
日向章一郎『蟹座の君を忘れたくないから』
松村栄子「僕はかぐや姫」(『僕はかぐや姫』)
みうらじゅん『自分なくしの旅』
皆川ゆか『太陽系アイドル伝説』
室井光広「ヴゼット石」(『そして考』)
cf. 『でる単』が出てくる漫画。
原秀則『冬物語』
・集めているわけではなく、たまたま見かけたものだけ。
・書名そのまま(赤尾好夫『英語基本単語(熟語)集』、森一郎『試験にでる英単語』)で出てくるよりも、略称(『豆単』、『でる単』『シケ単』など)で出てくることのほうが多いです。
・出てくるといっても、物として出てくるのではなく、話の流れの中でたんなる名前(言葉)として出てくることが多い。
・ちなみに、英単語関係で、小説を読んでいて『豆単』や『でる単』と同じくらい出てくるものに『コンサイス』(『コンサイス英和辞典』三省堂)がある。
(0) 『コンサイス』が出てくる小説。
阿部昭「未成年」(文庫『子供部屋』)
井上ひさし『花石物語』
宮部みゆき『蒲生邸事件』
森詠『那珂川青春記』
cf. 『コンサイス』を使っていた作家(以下のエッセイ集を参照)。
大江健三郎『私という小説家の作り方』
常盤新平『そうではあるけれど、上を向いて』
吉村昭『私の流儀』
最終更新:2010/03/17
(1) 『豆単』『でる単』両方とも出てくる小説。
霞流一『おさかな棺』
北村薫『スキップ』
小峰元『ピタゴラス豆畑に死す』
(2) 『豆単』が出てくる小説。
井上ひさし『青葉繁れる』
遠藤周作『ただいま浪人』
小峰元のいくつかの小説(『ピポクラテスの初恋処方箋』など)
清水義範「続・イエスタデイ」(『イエスタデイ』)
干刈あがた「雲とブラウス」(『樹下の家族』/文庫『ウホッホ探検隊』)
三木卓『柴笛と地図』
村上龍『69』
村田基「山の家」(『恐怖の日常』)
森詠『那珂川青春記』
結城恭介「美琴姫様騒動始末」(『美琴姫様騒動始末』)
cf. 『豆単』は出てこないけれど、abandonが出てくる小説。
庄司薫『さよなら快傑黒頭巾』
中上健次「黄金比の朝」(『岬』)
(3) 『でる単』が出てくる小説。
五十嵐貴久『Fake』
江國香織『流しのしたの骨』
清水義範『学問ノススメ』
延江浩「レント・ア・キッス」(『アタシはジュース』)
氷室冴子『雑居時代』
姫野カオルコ『ひと呼んでミツコ』
――『ラブレター』/文庫『終業式』
日向章一郎『蟹座の君を忘れたくないから』
松村栄子「僕はかぐや姫」(『僕はかぐや姫』)
みうらじゅん『自分なくしの旅』
皆川ゆか『太陽系アイドル伝説』
室井光広「ヴゼット石」(『そして考』)
cf. 『でる単』が出てくる漫画。
原秀則『冬物語』
・集めているわけではなく、たまたま見かけたものだけ。
・書名そのまま(赤尾好夫『英語基本単語(熟語)集』、森一郎『試験にでる英単語』)で出てくるよりも、略称(『豆単』、『でる単』『シケ単』など)で出てくることのほうが多いです。
・出てくるといっても、物として出てくるのではなく、話の流れの中でたんなる名前(言葉)として出てくることが多い。
・ちなみに、英単語関係で、小説を読んでいて『豆単』や『でる単』と同じくらい出てくるものに『コンサイス』(『コンサイス英和辞典』三省堂)がある。
(0) 『コンサイス』が出てくる小説。
阿部昭「未成年」(文庫『子供部屋』)
井上ひさし『花石物語』
宮部みゆき『蒲生邸事件』
森詠『那珂川青春記』
cf. 『コンサイス』を使っていた作家(以下のエッセイ集を参照)。
大江健三郎『私という小説家の作り方』
常盤新平『そうではあるけれど、上を向いて』
吉村昭『私の流儀』
最終更新:2010/03/17
コメント