佐藤了 『世界の危機はめくるめく!』
2010年4月23日 読書
ファミ通文庫、2008-。現時点(2010年4月)では、既刊5巻。いま5巻目を読んでいる最中です。けっこうどんどこ読める感じで、読むのが遅い自分としてはよかったけれど、なんていうか、内容的には(お話的には)いまいちというか。そもそもスカートを捲っている時点で、いわゆるパン○ラではないよね?(定義がわからないけれど)。お子様向けなライトノベルとしては、一線を越えてしまっているような。全裸も出てくるし。個人的にも、ほのぼのエ○ならいいけれど、オヤジ的な○ロになってくると、別にライトノベルを読まなくても…、みたいなことは思ってしまう(女の子キャラが増えると、ほかの小説なら「またかよ!」とか思ってしまうのだけれど、この小説にかぎっては、2巻目以降で女の子キャラが増えてちょっとほっとした。1巻目のままだと脳内エロ男子キャラたちに囲まれた、唯一の女子高生・穂香がかなり危ない!(汗))。ほかに内容的なことというかプロット的なことでは、1巻目で敵だった相手の剣が、2巻目以降で重要な意味を持ってくる、みたいな…、読んでいて計画性がないと感じる箇所がけっこうある。雰囲気的なことでも、1巻目は洋風な感じがするのに、2巻目以降がけっこう和風な感じになっていたり…。神社(巫女さん)とか、お涙ちょうだいな「兄妹岬」とか。あと、そう、最初に“戦隊ヒーローもの”っぽい設定にしたのなら、ちゃんと初期のメンバーだけで、かつ、最初に与えられた能力だけで、敵を倒して見せてほしいよね(雑魚キャラを登場させてでもいいから)。要するに文章がしっかりしているわりに、話がぐだぐだしている…のかな。
主人公というか、主な視点人物は、長野県の県(あがた)町というところで、高校に通っている宮田真吾。真吾をはじめ神様に選ばれた人たちが集合するのだけれど、そのなかの1人に浪人生(2浪、20歳前)の松川淳がいる。しゃべり方がな、なんと『裸の大将』なんだな!(笑)。おむすびではなくて妹フィギュア(「薫」という名前)をいつも手に持っているオタク、という設定。イラストではぐるぐる眼鏡にナップザック…。この浪人生(とその死んでいる妹)がクローズアップされているのは、第3巻。
主人公というか、主な視点人物は、長野県の県(あがた)町というところで、高校に通っている宮田真吾。真吾をはじめ神様に選ばれた人たちが集合するのだけれど、そのなかの1人に浪人生(2浪、20歳前)の松川淳がいる。しゃべり方がな、なんと『裸の大将』なんだな!(笑)。おむすびではなくて妹フィギュア(「薫」という名前)をいつも手に持っているオタク、という設定。イラストではぐるぐる眼鏡にナップザック…。この浪人生(とその死んでいる妹)がクローズアップされているのは、第3巻。
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