竹宮ゆゆこ 『ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back』
2012年3月14日 読書
電撃文庫、2012.3。“青春恋愛大学生小説”第4巻。ちょっと薄めな本? でも(※以下ネタバレ注意です)、重々しいというか痛々しいというか、読むのがけっこうしんどかったな…、特に最初のほうが。というか、このブログでは何度も書いているけれど、“主人公の頭の中身が読者にダダ漏れ小説”が個人的にはちょっと苦手で…。主人公が家(マンションの一室)付近から離れるまでに半分くらい読まないといけないもんね(涙)。ほとんど覚えていないけれど(読むそばからどんどん忘れていくので)、前巻までよりも、なんていうか“文学度”もちょっとあがっている?(比喩を使ったりな心理描写とか)。
内容も少し書いておけば、――記憶がちらっと戻ったことで(自宅ですっ転んで唇がアナゴさん状態、そして発熱して熱暴走中の)多田万里の頭のなかで、恋愛小説の王道=三角関係が本格的に始動している。葛藤というか。後半は、本人に自覚があってもいろいろと残念なお嬢様(弟へのストーキング&嫌がらせも判明)=いちおう彼女である加賀香子(こうこ)を海へ連れて行くためにアルバイトを……みたいな展開に。香子は万里のバイト計画には反対だけれど、万里はこっそりと…みたいな。ばん子(ブスでもエロい)は、やな子だけでなくにじ子も連れて行ってあげればよかったのにね、にせダンディ坂野からお金がゲッツできるこのバイト(笑)。あ、脳内彼女にはお金がかからないのか。どうでもいいけれど、悪魔の角ってこんなバッファローみたいなのだっけ?(あ、牛魔王…って悪魔だっけ? ←『ドラゴンボール』の話)。そう、大学生なら学生課(学生向け窓口)とかにいけば、もっと学生らしいバイトが紹介されているのでは? あやしい薬を飲むだけで1万円(変なところから変な毛が生えてきても文句がいえない)とか、デパートの屋上で全身タイツor着ぐるみを着てバク転する、とか、『ためしてガッテン』のVTRで試されちゃうのとか、いろいろな職種がありそうだよね(あ、薬学部でも体育大でもなく、万里は『コンパクト六法』を持たされちゃっている法学部生)。そういえば、自分も昔(もう忘れてもいいくらいの年齢だけれど、いちおう地方の大学の教育学部でした)行けなくなった人のピンチヒッターで、3回だけ学童保育の助っ人お兄さんをやったことが…。子どもが苦手なのにひたすら子どもと遊ぶ(汗)。しかも、管轄が市役所なのであってなきがごとしの時給…。
そう、ちょっと思ったのだけれど、おまけんサークルって、踊るだけでいいの? 夏場は(海水浴とか山にキャンプとかじゃなくて)全国各地のお祭りを研究して回ればいいのに。週末&お盆に東京あたりの花火大会だけで20ヶ所制覇! とか。微妙な違いを学園祭で展示・発表!(誰も読まない!)とか。お金がかかって電車が駄目なら自転車で行く! とか。…無理か(汗)。あと、細かいところだけれど、読んでいてまたか、と思ったのは(高樹凛『明日から俺らがやってきた』を読み終わったばかり)、ライトノベルでは3人寄れば「どうぞどうぞ」なの?(出典はダチョウ倶楽部なの?)。この小説では万里&二次元くんで、綾波レイごっこもしている(らしい)。――で、結局(?)、全体的に面白いことは面白いのだけれど、やっぱりもっと動きがほしいかな、個人的には。万里&リンダは元陸上部、例えば東京マラソンに参加してみるとか?(←私は最近、野村美月『ドレスな僕が~』も読んだばかり(汗)。他意なし)。そう、あと今後(?)に関しては、「NANA先輩」の本名はちょっと気にはなるかな(記憶力がなくてわからないけれど、まだ出てきていないよね?)。クレヨンしんちゃんと同じでカスカベ出身(違う?)の、万里の心強いお隣さん。
(いま春先だから少し真面目な話も。友達が2週間くらい来ないから訪ねてみたら死んでいた、みたいな話は自分も聞いたことがあるし、高校生と違って大学生は、数日欠席しても学校から連絡が来たりしないから、これからひとり暮らしを始める大学生はそのへん(?)気をつけたほうがいいです。玄関を出てすぐに倒れるくらい具合が悪かったら、救急車を呼んだほうがいいかもしれない。あ、呼ぶ場合には、電話で「歩けますか」と聞かれたら、はっきりと「歩けません」と答えたほうがいいと思う。「どうにか…」みたいな中途半端なことを言うと、「じゃあ、自分で近くの病院まで行ってください」と言われてしまうから。それで歩いて行こうとして結局、無理で途中で死んだとしても、消防署員の誰ひとりとして罪悪感を感じない可能性があるし。あ、東京とかの都市ならタクシーを呼ぶという手もあるか。そのほうが(つべこべ言われずに)すぐに来てくれそう。あと、特に新入生は、急性アルコール中毒にも注意。自分も大学1年のとき、ある新歓コンパの席で「おととしのこのコンパで飲んで、救急車で運ばれた」と言う3年の先輩(本人)と一緒になったことがある。そんなふうに(?)あとで笑い話にできればいいけどね。)
内容も少し書いておけば、――記憶がちらっと戻ったことで(自宅ですっ転んで唇がアナゴさん状態、そして発熱して熱暴走中の)多田万里の頭のなかで、恋愛小説の王道=三角関係が本格的に始動している。葛藤というか。後半は、本人に自覚があってもいろいろと残念なお嬢様(弟へのストーキング&嫌がらせも判明)=いちおう彼女である加賀香子(こうこ)を海へ連れて行くためにアルバイトを……みたいな展開に。香子は万里のバイト計画には反対だけれど、万里はこっそりと…みたいな。ばん子(ブスでもエロい)は、やな子だけでなくにじ子も連れて行ってあげればよかったのにね、にせダンディ坂野からお金がゲッツできるこのバイト(笑)。あ、脳内彼女にはお金がかからないのか。どうでもいいけれど、悪魔の角ってこんなバッファローみたいなのだっけ?(あ、牛魔王…って悪魔だっけ? ←『ドラゴンボール』の話)。そう、大学生なら学生課(学生向け窓口)とかにいけば、もっと学生らしいバイトが紹介されているのでは? あやしい薬を飲むだけで1万円(変なところから変な毛が生えてきても文句がいえない)とか、デパートの屋上で全身タイツor着ぐるみを着てバク転する、とか、『ためしてガッテン』のVTRで試されちゃうのとか、いろいろな職種がありそうだよね(あ、薬学部でも体育大でもなく、万里は『コンパクト六法』を持たされちゃっている法学部生)。そういえば、自分も昔(もう忘れてもいいくらいの年齢だけれど、いちおう地方の大学の教育学部でした)行けなくなった人のピンチヒッターで、3回だけ学童保育の助っ人お兄さんをやったことが…。子どもが苦手なのにひたすら子どもと遊ぶ(汗)。しかも、管轄が市役所なのであってなきがごとしの時給…。
そう、ちょっと思ったのだけれど、おまけんサークルって、踊るだけでいいの? 夏場は(海水浴とか山にキャンプとかじゃなくて)全国各地のお祭りを研究して回ればいいのに。週末&お盆に東京あたりの花火大会だけで20ヶ所制覇! とか。微妙な違いを学園祭で展示・発表!(誰も読まない!)とか。お金がかかって電車が駄目なら自転車で行く! とか。…無理か(汗)。あと、細かいところだけれど、読んでいてまたか、と思ったのは(高樹凛『明日から俺らがやってきた』を読み終わったばかり)、ライトノベルでは3人寄れば「どうぞどうぞ」なの?(出典はダチョウ倶楽部なの?)。この小説では万里&二次元くんで、綾波レイごっこもしている(らしい)。――で、結局(?)、全体的に面白いことは面白いのだけれど、やっぱりもっと動きがほしいかな、個人的には。万里&リンダは元陸上部、例えば東京マラソンに参加してみるとか?(←私は最近、野村美月『ドレスな僕が~』も読んだばかり(汗)。他意なし)。そう、あと今後(?)に関しては、「NANA先輩」の本名はちょっと気にはなるかな(記憶力がなくてわからないけれど、まだ出てきていないよね?)。クレヨンしんちゃんと同じでカスカベ出身(違う?)の、万里の心強いお隣さん。
(いま春先だから少し真面目な話も。友達が2週間くらい来ないから訪ねてみたら死んでいた、みたいな話は自分も聞いたことがあるし、高校生と違って大学生は、数日欠席しても学校から連絡が来たりしないから、これからひとり暮らしを始める大学生はそのへん(?)気をつけたほうがいいです。玄関を出てすぐに倒れるくらい具合が悪かったら、救急車を呼んだほうがいいかもしれない。あ、呼ぶ場合には、電話で「歩けますか」と聞かれたら、はっきりと「歩けません」と答えたほうがいいと思う。「どうにか…」みたいな中途半端なことを言うと、「じゃあ、自分で近くの病院まで行ってください」と言われてしまうから。それで歩いて行こうとして結局、無理で途中で死んだとしても、消防署員の誰ひとりとして罪悪感を感じない可能性があるし。あ、東京とかの都市ならタクシーを呼ぶという手もあるか。そのほうが(つべこべ言われずに)すぐに来てくれそう。あと、特に新入生は、急性アルコール中毒にも注意。自分も大学1年のとき、ある新歓コンパの席で「おととしのこのコンパで飲んで、救急車で運ばれた」と言う3年の先輩(本人)と一緒になったことがある。そんなふうに(?)あとで笑い話にできればいいけどね。)
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