おかもと(仮) 『しずまれ! 俺の左腕2』
2012年11月27日 読書
このライトノベルがすごい!文庫、2012.11。例によって記憶力がなくて、前巻の内容がほとんど忘却の彼方です。ダーク太郎って、要するにふつうの犬だっけ? 先輩勇者の赤井川さんは、背負っている大剣だけでなくて何やら炎も使えるんだっけ?(記憶にない(涙))。そう、異世界の魔王(「王」というより魔族?)も、地球上の勇者もけっこうたくさんいる世界…らしい。それはともかく、全体的にけっこう面白かったです。隣人にして幼なじみの1人、巻名が巻き込まれてからはシリアス度が高くなっているけれど。(最近、ひたすら笑えるような小説のほうが好きなんだけどね…。)内容はひと言でいえば、…魔剣討伐か。「僕」(=紳士)が考え続けているから、最後に何か妙案でも浮かぶのかと思ったら、結局、魔王頼みに…(汗)。何の部活に入っているのかいまだ謎の巻名さん(鬼先輩も登場してこない)は、高校を卒業したら自衛隊にでも入ればいい感じだよね。異例の出世をしそう。ジュケンセーの赤井川さんは――小説に出てくる、こんなにかっこいい浪人生も珍しい?(笑)――紳士の暮らす地域のへんでは最強らしい。でも、「勇者」になったのは今年に入ってからだっけ?(「僕」の先輩といってもせいぜい半年くらい?)。いずれにしても、来年はちゃんと大学に合格できてほしいよね。そう、関係ないけれど、小説を読んでいるとたまに出てくる「赤本」って、もう普通名詞化している? 過去問題集という意味で。個人的にはいまだに某出版社の本(シリーズ名)という感じがして、少し違和感が…。「青本」や「グリーン本」もあるし。
[追記]ちょっとネタバレになってしまうかもしれないけれど、『空想少女は悶絶中』(宝島社文庫、2014.4)に収録されている「『サンタクロースの冬』事件裁判の調査結果報告(季報ジャパンリーガル『兎コラム』より抜粋)」という短い作品で、一応、赤井川さんのその後を知ることができる(初出はアンソロジー『5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編』宝島社文庫、2012.6)。
[追記]ちょっとネタバレになってしまうかもしれないけれど、『空想少女は悶絶中』(宝島社文庫、2014.4)に収録されている「『サンタクロースの冬』事件裁判の調査結果報告(季報ジャパンリーガル『兎コラム』より抜粋)」という短い作品で、一応、赤井川さんのその後を知ることができる(初出はアンソロジー『5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編』宝島社文庫、2012.6)。
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