電撃文庫、2013.1。本編「5」の次は「番外」。短篇3つ――順に「光夫の部屋」、表題(書名の副題)作、「サマーナイトツアー」。どれも「5」で海へ行く前の話。個人的には最後の“太巻き小説”がけっこう面白かったな(笑)。NANA先輩がらみ、万里、また(別の意味で?)死にかけている。そういえば、3年のNANA先輩と2年のリンダって、どうやって知り合ったんだっけ?(あいかわらず記憶力がなくて、手前の巻の内容を覚えていない(涙))。2話目は、女子大生(一応)な香子&千波による“ガールズぶっちゃけトーク小説”。男子な人にとっては見たし怖しな?(実際、半裸状態で、ある意味ホラー(汗))。タイトルがらみ、青春の瞬間性と永遠性…というか。香子目線で、万里に対する想い(お悩み)も知れる。あと、万里の月曜1限友だち『師匠』も登場。「二文字の会」って何だっけ?(これも記憶が…)。今後、再登板の機会があるのかわからないけれど、いまのところ、性格面はけっこう薄味なキャラ…? そう、いまさらだけれど、このシリーズ、全体的にイラスト(挿絵)をもっと頑張ったほうがいいかも。特にこの巻、あってもなくてもいいくらいなレベル?(それは言い過ぎ?)。ラノベ、基本的にイラストに文句を言ってもむなしいだけだけれど。ほかにも、戦前にロンドン留学しているおじいちゃん先生――って、いったい何歳だよ?(汗)。東京都内にたくさんありそうな(?)私大の1つだから、定年退職のある有名国立大学が放出した(天下らせた)高名な英文学者とか?(違うか)。戦前の留学中の話だけでなくて、戦中(戦争体験やら、敵性語や敵国文学を勉強する肩身の狭さやら?)・戦後(進駐軍相手に通訳――クイーンズイングリッシュで米兵たちから尊敬?――やら、紙不足で本が貴重だった、やら?)の話も、ご存命ないまのうちに聞かせてもらえば? 月曜1コマ目――って、先生サイドもけっこう大変だよね。あ、お年寄りは基本的に(?)早起きだからいいのか(よくないか)。個人的に、私立大学ってトイレがけっこうきれいなイメージがある…けれど、ま、そういうのは公私に関係なく大学によるのかな。どうでもいいけれど、コンパクト六法…じゃなくて、ポケット六法か、そういうのは部室(サークル室、研究会室)があれば、学校に置きっぱなしにできるのにね。というか、いまどき、ごちゃっと電子辞書の中に入っていないのかな? “アパート汚部屋小説”な第1話(&第5巻)のその後の展開――イケメン・やなっさんの先輩・リンダに対する動きは、今後ちょっと気になるところ。あ、リンダと(以前「外伝」でスペシャライズされている)二次元くんともう1人の万里の3人(2人と1霊)は、この巻ではお休み。そもそも前巻が「このあとどうなんの?」的な続きが気になる感じで終わっていたので、悔しいけれど(?)次巻(「6」)は早く出ないかな、と思ってしまう。
 

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