櫛木理宇 『ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート』
2013年2月9日 読書
角川ホラー文庫、2013.1。大学は雪越大学、その北端に部室が位置する霊などの被害かけ込み寺・オカルト研究会、通称オカ研――のメンバー5人が、持ち込まれた相談に対してなんだかんだ解決したりする青春オカルトミステリーの第2巻。私には前巻の記憶がほとんどないけれど、今巻はプロローグとエピローグを除いて全5話、11月から最後2月のバレンタインデーまで進んでいる。雪の降る地方で、雪の降る季節。部室にいるときにはコーヒーメイカーで淹れたコーヒーを飲みながら、持ち寄られた洋菓子を食べたり――というのが部員たちの主な活動内容(?)。えーと、ぜんぜん私の趣味ではないけれど、文章は読みやすいし(使われている語彙が個人的には多々ひっかかるけれど)、話はシンプルでわかりやすいし、――面白いといえば面白いから、これはこれで別にいいんじゃないかな?(もう投げやり発言(汗))。キャラは薄っぺらいし、ストーリーは覆いを1枚とるともう解答(解決)が現われる…といったようなわかりやすさ具合。ま、文句を言ってもしかたがないか。なぜなら、帯にはもう第3巻の予告が載っているから(なんかげんなり…)。
どうでもいいけれど、クリスマス・イヴの鍋パーティーの鍋が個人的には、あまりおいしそうじゃなかったなぁ。
<部長提供の葱や白菜にくったりと火がとおったところで、こよみが準備してきた鶏肉や鱈、豆腐、しらたきが並べられていく。最後に十字の切れめを入れたしいたけをのせて、しばし蓋がされる。(略)>(p.134)
場所は主人公・八神森司(1浪していて1年生)の1人暮らし学生アパート。灘こよみは、草食系の森司が2年以上、想いを寄せている相手(同じ1年生。でも、同じ高校の1年後輩)。黒沼部長(4年)が持ってきた、実家でとれたという野菜は、ほかに春菊と水菜。ベースというかは、藍(副部長で3年)が買ってきた<市販の「豆乳鍋のもと」>とのこと(p.133)。さらに部長は<「ぼく水餃子と薩摩揚げ買ってきた。これも入れようよ」>と言っている(同頁)。――そもそも豆乳が間違いではないかと思わなくもないけれど、なんだろう…、全体的にちょっと白っぽすぎる?(あ、その前に私はいい歳したおっさんなのに、カップラーメンが主食のような生活をしていて、料理もしないし、外食もほとんどしないし、コンビニ弁当がいちばんのご馳走…という感じの食生活なので、食べものについてあれこれ言える資格はないです(涙))。思うに、予算が許せばだけれど、野菜はにんじん(煮えにくいか)とか、魚系は鮭とかも入れるといいかもしれない(赤を足すため)。鮭は味も出そう。あと、個人的にはしいたけが苦手で…。しらたきは苦手ではないけれど、食べていると空しくなる(?)ので、茸はえのきも入れてあげてほしい(個人的な願望)。さつま揚げ――って、どうなんだろうね…、すぐには味がしみ込みもせず、出汁も出なそうなので、そのまま食べればいいんじゃない?(からし醤油とか付けて)。水餃子――はどうしたらいいんだろうか、ちょっとわからないな(汗)。それを入れるくらいならウィンナー・ソーセージでも入れればいいかも。お弁当に入れるタコを作ったりするのではなくて、茹でるとぷっくりして、噛むとぱりっとして汁が出てくるアレ。1袋そのまま投入――すれば、手間もかからないし。ベースというかスープには関係なく、味は間違いないと思う(コンビニのおでんにも入っているし)。鍋のほかには飲み物はビール、あと食後(?)はケーキ(クリスマスだからね)、それに“締め”はインスタントラーメンだったらしいけれど、若い大学生が7人(オカ研5人プラス2人、男5人に女2人――男子には草食系も交じっているけれど…って、関係ないか)もいて、夕飯として鍋が1つだけ――って、ちょっと量が不足していなくない?(そうでもないか)。
どうでもいいけれど、クリスマス・イヴの鍋パーティーの鍋が個人的には、あまりおいしそうじゃなかったなぁ。
<部長提供の葱や白菜にくったりと火がとおったところで、こよみが準備してきた鶏肉や鱈、豆腐、しらたきが並べられていく。最後に十字の切れめを入れたしいたけをのせて、しばし蓋がされる。(略)>(p.134)
場所は主人公・八神森司(1浪していて1年生)の1人暮らし学生アパート。灘こよみは、草食系の森司が2年以上、想いを寄せている相手(同じ1年生。でも、同じ高校の1年後輩)。黒沼部長(4年)が持ってきた、実家でとれたという野菜は、ほかに春菊と水菜。ベースというかは、藍(副部長で3年)が買ってきた<市販の「豆乳鍋のもと」>とのこと(p.133)。さらに部長は<「ぼく水餃子と薩摩揚げ買ってきた。これも入れようよ」>と言っている(同頁)。――そもそも豆乳が間違いではないかと思わなくもないけれど、なんだろう…、全体的にちょっと白っぽすぎる?(あ、その前に私はいい歳したおっさんなのに、カップラーメンが主食のような生活をしていて、料理もしないし、外食もほとんどしないし、コンビニ弁当がいちばんのご馳走…という感じの食生活なので、食べものについてあれこれ言える資格はないです(涙))。思うに、予算が許せばだけれど、野菜はにんじん(煮えにくいか)とか、魚系は鮭とかも入れるといいかもしれない(赤を足すため)。鮭は味も出そう。あと、個人的にはしいたけが苦手で…。しらたきは苦手ではないけれど、食べていると空しくなる(?)ので、茸はえのきも入れてあげてほしい(個人的な願望)。さつま揚げ――って、どうなんだろうね…、すぐには味がしみ込みもせず、出汁も出なそうなので、そのまま食べればいいんじゃない?(からし醤油とか付けて)。水餃子――はどうしたらいいんだろうか、ちょっとわからないな(汗)。それを入れるくらいならウィンナー・ソーセージでも入れればいいかも。お弁当に入れるタコを作ったりするのではなくて、茹でるとぷっくりして、噛むとぱりっとして汁が出てくるアレ。1袋そのまま投入――すれば、手間もかからないし。ベースというかスープには関係なく、味は間違いないと思う(コンビニのおでんにも入っているし)。鍋のほかには飲み物はビール、あと食後(?)はケーキ(クリスマスだからね)、それに“締め”はインスタントラーメンだったらしいけれど、若い大学生が7人(オカ研5人プラス2人、男5人に女2人――男子には草食系も交じっているけれど…って、関係ないか)もいて、夕飯として鍋が1つだけ――って、ちょっと量が不足していなくない?(そうでもないか)。
コメント