竹宮ゆゆこ 『ゴールデンタイム6 この世のほかの思い出に』
2013年4月15日 読書
電撃文庫、2013.4。※以下、いちおうネタバレ注意です(ネタバレぐあい、書いてみないとわからないけれど)。『オレンジデイズ』ではなくて『ゴールデンタイム』。副題がちょっと意味深というか、なにやら終わりが近づいている? 少なくともあるキャラに関しては? ――個人的にはこの巻、なんとなくしんみりと読んでしまったけれど、でも、もちろん(?)ラブコメです、大学生たち青春ラブコメ小説のシリーズ第6巻。
シャワーを浴びながらの歯みがき――って、GACKTか! 夢で見たと責められる――えーと、あれだ、爆笑問題の太田光か!(&タイタン光代か!)。カツオの両親は老けて――おフネさんはワカメちゃんを高齢出産なんだよ! 「カツオおじちゃん」を「カツオ兄ちゃん」と呼ぶのは、タラオの優しさなんだよ!(違うか)。8月31日を越えても終わらない大学生の夏休み――なんていうか、大人になって昼間からそば屋でビールが飲める快楽&罪悪感…とはぜんぜん違うか(汗)、でも、大学生活、高校時代とはまた違うモラトリアムな部分が…。就職活動は3年生くらいから? 1、2年のうちはまだのんびりでもいいよね。シビアなご時世、そんなことも言っていられないのか…。それはそれとして、この巻では、自動車事故や恋愛も絡んで「大人」問題、「責任」問題が生じている。
ローカル&マニアックなお祭りではなくて、王道、おまけん(というサークル)主催の、人たくさんな花火大会へ行っての花火鑑賞会…というか、花火より団子な、実質ほとんどたんなる飲み会、か(就活ごくろうさん的な4年生たちの慰労も兼ねている)に結局、万里&香子も参加――。「春にしてブラックアウト」ではなくて、夏の終わりの「30セカンドズホワイトアウト」(笑)。そう、香子ってトラウマか何かがあって花火大会が苦手なんじゃなかったっけ?(あいかわらず記憶力がなくて、手前の巻の内容をろくに覚えていない(涙))。万里のために浴衣まで用意していたの? どうでもいいけれど(ストーリー的には)、「爆裂もんじゃ」なるものがやっぱり気になる(汗)。でも、そのうちにブームになるらしいから――って、それは小説だけの話か(残念)。そういえば、幹事なコッシー先輩(ゴウダイズムの被害「韻を踏んで!」に笑った、しかも完全なむちゃぶりなのに反省させられているし)と4年の内定がホッシーノ先輩以外に、なんとかッシー先輩ってもう1人くらいいなかったっけ?(これも記憶力が…)。あ、そうだ、「ふなっしー」…違う! しか思い浮かばないな(汗)。絶対に違うんだけれど、いちど「さかなクンが入ってる?」と思ってしまって以来、自分の中でその疑惑(希望?)が払拭できない(涙)。それはともかく、えーと、ヒロインの香子について。登場は極妻なロボ子姐さんだけれど(金子賢&内山君的な屋台なら何を頼んでも無料にしてもらえそう? 「姐さんお代はけっこうです」みたいな)、1週間の引きこもり明けの香子さんは、なんだかちょっと可愛らしくなった? 可愛らしいというか、少し大人しくなってしまって、しかも万里に対する好きぐあいがさらに深まって(過去も含めてまるごと受容へ)いるから、…そう見えるのかな? そう、万里の加賀家ご訪問のさいに、高校生の弟はいいけれど(蛇にかまれたのって弟だっけ?)、謎のお手伝いさんが登場してこなかったのが、個人的にはちょっと残念。
そういえば、最初に表紙を見たときにyes-noうちわ(枕ではない)がなんかちょっと懐かしかった(汗)。「No!」というより、田舎へ「Go!」かな、記憶喪失の――高校以前の記憶がない万里が、高校の同窓会という過去と向き合うイベントに、参加を決めて、実家へ里帰り。カーンチな四国のどこかとかではなくて、周りは茶畑な静岡県内。――で、実家に戻ると、なんと3人目の「ばんり」が! 人ではないけれど、…というか、そもそも亡霊改め怨霊の「俺」も人間ではないけれど。そう、このシリーズ、アニメ化が決定したらしい。万里(だけでないだろうけれど)がまた増えてよかったね(?)。猫ばなしは、個人的にはいまちょっとスルーしたいけれど(家庭の猫事情がいろいろとあって)、万里が猫好きになるのは、なんていうか、いいことだと思う(ボキャ貧)。この巻には書かれていないけれど、加賀家の高級にゃんこにはたしか名前があったよね?(なんだっけ? 私に思い出せるわけがないか…)。同窓会(の正式な焼肉のそれの前)、それぞれの名前(呼び名)が書かれたゼッケンというのが、万里自身は覚えていないけれど、卒業記念の(だっけ?)それぞれの名前入りお揃いクラスTシャツの件があるから、読んでいてちょっと複雑な気分に…。そう、香子ややなっさんたちと違って、現在、高校卒業後2年目の万里(&リンダ)は、来年の1月には成人式もあるよね? あ、成人式って高校よりもさらに地元、小中学校の同級生たちと再会――という感じ? 転落事故&記憶喪失が地元でもニュースになっていれば、高3のときのクラスメートたちと同じで、みんな優しく(手加減せずに)接してくれるかもね。(一般論として、成人式って一生に1度だから、行きたくなくてもみんな、参加不参加をちょっと迷うよね? そうでもない?)
えーと、万里の明日はどっちだボール?(無理やり)ということで、シリーズ今後の展開&結末は――どうなるんだろうね? いまとなっては(?)もう先が気になって読んでいるわけではないけれど。そうそう、自分、記憶喪失ものTVドラマ『冬のソナタ』ってぜんぜん見たことがなくて…。どんな話なのかいまだにほとんど知らない(『春のワルツ』はザッピングしながら少し見たことがあるけれど。内容、ぜんぜん覚えていないけれど)。マンガの『NANA』も読んだことがないし。あ、ほかに参考になりそうなのは、意外と『東京ラブストーリー』? TVドラマ版、医学部中退の江口洋介は、その後『白い巨塔』で内科の名医――昨今流行の、医師免許を持っていない疑惑があるよね?(混ぜちゃダメか)。千堂あきほを振っておいて(振られたんだっけ?)、奥さんは森高千里だし(関係ないか)。――連載マンガにしてもTV連続ドラマにしても、自分、展開とか結末とかを予想して当たったためしがないし、…だから別に無理して予想しなくてもいいか(汗)。あ、1年生が2人しかのサークルは来年、部員の獲得を真剣に頑張らないと、本当に廃部(廃サークル)の危機だよね。伝統ある(?)シャクレが後輩に受け継がれなくなっちゃうよ?
「あとがき」の話、個人的には作中の大学(この巻では出てこない)にモデルがあろうとなかろうとどうでもいい。なんなら「東京」じたいがまるごと架空の都市だし。花粉症(によるイリュージョン)のせいではなくて、リアルにたんに地方在住(ほぼ永住)だから(涙)。(いや、ほんとは昔、ちょっとだけ(10ヶ月くらいかな)東京でひとり暮らしをしていたことが…。でも、年齢的にいってもう誤差の範囲、四捨五入で切り捨てないと逆に不正確になるくらいの微量…。そう、自分、4年制大学(もちろん地方の)を卒業するのに5年かかっているけれど(5年間“大学生あるある”とはほぼ無縁の生活)、ほんとは間に半年休学しているから、「1留」じゃなくて「0.5留」なんだよ! …だから言ってて虚しすぎる(涙)。微妙だし。四捨五入すれば同じだし。)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
ちょっと読書メモ。上の文庫本を読み終わったあと、買っておいた村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋、2013.4)を開いてみたらちょっとびっくり、冒頭しょっぱな、多田万里と同じ年齢のときの話だよ(汗)。主人公が19、20歳くらいの大学生な小説がたくさん読みたい、と神様にお願いした覚えはないんだけどなぁ。というか、まだ15ページのあたりまでしか読んでいないけれど、つくるくん、鉄道オタクというか、駅萌えな団塊ジュニアな人で、いま36歳(ゆゆこ先生もアラフォーだっけ?)、高校時代はなんだかんで、ゴレンジャー(古いか)でいえば残念な(?)無色、万里とちがって大学は現役合格っぽい。――テキトウなことを書いていないで早く続きを読もう(汗)。というか、TV、新聞マスコミはちょっと大袈裟じゃない? 去る12日、無理して9時から開いている本屋に9時15分くらいに行ったら、入り口付近に小山はあれども、そこに群がるお客が1人もいない…。夕方でもふつうに買えたんじゃないかな? …ま、とにかく先を読もう。
シャワーを浴びながらの歯みがき――って、GACKTか! 夢で見たと責められる――えーと、あれだ、爆笑問題の太田光か!(&タイタン光代か!)。カツオの両親は老けて――おフネさんはワカメちゃんを高齢出産なんだよ! 「カツオおじちゃん」を「カツオ兄ちゃん」と呼ぶのは、タラオの優しさなんだよ!(違うか)。8月31日を越えても終わらない大学生の夏休み――なんていうか、大人になって昼間からそば屋でビールが飲める快楽&罪悪感…とはぜんぜん違うか(汗)、でも、大学生活、高校時代とはまた違うモラトリアムな部分が…。就職活動は3年生くらいから? 1、2年のうちはまだのんびりでもいいよね。シビアなご時世、そんなことも言っていられないのか…。それはそれとして、この巻では、自動車事故や恋愛も絡んで「大人」問題、「責任」問題が生じている。
ローカル&マニアックなお祭りではなくて、王道、おまけん(というサークル)主催の、人たくさんな花火大会へ行っての花火鑑賞会…というか、花火より団子な、実質ほとんどたんなる飲み会、か(就活ごくろうさん的な4年生たちの慰労も兼ねている)に結局、万里&香子も参加――。「春にしてブラックアウト」ではなくて、夏の終わりの「30セカンドズホワイトアウト」(笑)。そう、香子ってトラウマか何かがあって花火大会が苦手なんじゃなかったっけ?(あいかわらず記憶力がなくて、手前の巻の内容をろくに覚えていない(涙))。万里のために浴衣まで用意していたの? どうでもいいけれど(ストーリー的には)、「爆裂もんじゃ」なるものがやっぱり気になる(汗)。でも、そのうちにブームになるらしいから――って、それは小説だけの話か(残念)。そういえば、幹事なコッシー先輩(ゴウダイズムの被害「韻を踏んで!」に笑った、しかも完全なむちゃぶりなのに反省させられているし)と4年の内定がホッシーノ先輩以外に、なんとかッシー先輩ってもう1人くらいいなかったっけ?(これも記憶力が…)。あ、そうだ、「ふなっしー」…違う! しか思い浮かばないな(汗)。絶対に違うんだけれど、いちど「さかなクンが入ってる?」と思ってしまって以来、自分の中でその疑惑(希望?)が払拭できない(涙)。それはともかく、えーと、ヒロインの香子について。登場は極妻なロボ子姐さんだけれど(金子賢&内山君的な屋台なら何を頼んでも無料にしてもらえそう? 「姐さんお代はけっこうです」みたいな)、1週間の引きこもり明けの香子さんは、なんだかちょっと可愛らしくなった? 可愛らしいというか、少し大人しくなってしまって、しかも万里に対する好きぐあいがさらに深まって(過去も含めてまるごと受容へ)いるから、…そう見えるのかな? そう、万里の加賀家ご訪問のさいに、高校生の弟はいいけれど(蛇にかまれたのって弟だっけ?)、謎のお手伝いさんが登場してこなかったのが、個人的にはちょっと残念。
そういえば、最初に表紙を見たときにyes-noうちわ(枕ではない)がなんかちょっと懐かしかった(汗)。「No!」というより、田舎へ「Go!」かな、記憶喪失の――高校以前の記憶がない万里が、高校の同窓会という過去と向き合うイベントに、参加を決めて、実家へ里帰り。カーンチな四国のどこかとかではなくて、周りは茶畑な静岡県内。――で、実家に戻ると、なんと3人目の「ばんり」が! 人ではないけれど、…というか、そもそも亡霊改め怨霊の「俺」も人間ではないけれど。そう、このシリーズ、アニメ化が決定したらしい。万里(だけでないだろうけれど)がまた増えてよかったね(?)。猫ばなしは、個人的にはいまちょっとスルーしたいけれど(家庭の猫事情がいろいろとあって)、万里が猫好きになるのは、なんていうか、いいことだと思う(ボキャ貧)。この巻には書かれていないけれど、加賀家の高級にゃんこにはたしか名前があったよね?(なんだっけ? 私に思い出せるわけがないか…)。同窓会(の正式な焼肉のそれの前)、それぞれの名前(呼び名)が書かれたゼッケンというのが、万里自身は覚えていないけれど、卒業記念の(だっけ?)それぞれの名前入りお揃いクラスTシャツの件があるから、読んでいてちょっと複雑な気分に…。そう、香子ややなっさんたちと違って、現在、高校卒業後2年目の万里(&リンダ)は、来年の1月には成人式もあるよね? あ、成人式って高校よりもさらに地元、小中学校の同級生たちと再会――という感じ? 転落事故&記憶喪失が地元でもニュースになっていれば、高3のときのクラスメートたちと同じで、みんな優しく(手加減せずに)接してくれるかもね。(一般論として、成人式って一生に1度だから、行きたくなくてもみんな、参加不参加をちょっと迷うよね? そうでもない?)
えーと、万里の明日はどっちだボール?(無理やり)ということで、シリーズ今後の展開&結末は――どうなるんだろうね? いまとなっては(?)もう先が気になって読んでいるわけではないけれど。そうそう、自分、記憶喪失ものTVドラマ『冬のソナタ』ってぜんぜん見たことがなくて…。どんな話なのかいまだにほとんど知らない(『春のワルツ』はザッピングしながら少し見たことがあるけれど。内容、ぜんぜん覚えていないけれど)。マンガの『NANA』も読んだことがないし。あ、ほかに参考になりそうなのは、意外と『東京ラブストーリー』? TVドラマ版、医学部中退の江口洋介は、その後『白い巨塔』で内科の名医――昨今流行の、医師免許を持っていない疑惑があるよね?(混ぜちゃダメか)。千堂あきほを振っておいて(振られたんだっけ?)、奥さんは森高千里だし(関係ないか)。――連載マンガにしてもTV連続ドラマにしても、自分、展開とか結末とかを予想して当たったためしがないし、…だから別に無理して予想しなくてもいいか(汗)。あ、1年生が2人しかのサークルは来年、部員の獲得を真剣に頑張らないと、本当に廃部(廃サークル)の危機だよね。伝統ある(?)シャクレが後輩に受け継がれなくなっちゃうよ?
「あとがき」の話、個人的には作中の大学(この巻では出てこない)にモデルがあろうとなかろうとどうでもいい。なんなら「東京」じたいがまるごと架空の都市だし。花粉症(によるイリュージョン)のせいではなくて、リアルにたんに地方在住(ほぼ永住)だから(涙)。(いや、ほんとは昔、ちょっとだけ(10ヶ月くらいかな)東京でひとり暮らしをしていたことが…。でも、年齢的にいってもう誤差の範囲、四捨五入で切り捨てないと逆に不正確になるくらいの微量…。そう、自分、4年制大学(もちろん地方の)を卒業するのに5年かかっているけれど(5年間“大学生あるある”とはほぼ無縁の生活)、ほんとは間に半年休学しているから、「1留」じゃなくて「0.5留」なんだよ! …だから言ってて虚しすぎる(涙)。微妙だし。四捨五入すれば同じだし。)
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ちょっと読書メモ。上の文庫本を読み終わったあと、買っておいた村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋、2013.4)を開いてみたらちょっとびっくり、冒頭しょっぱな、多田万里と同じ年齢のときの話だよ(汗)。主人公が19、20歳くらいの大学生な小説がたくさん読みたい、と神様にお願いした覚えはないんだけどなぁ。というか、まだ15ページのあたりまでしか読んでいないけれど、つくるくん、鉄道オタクというか、駅萌えな団塊ジュニアな人で、いま36歳(ゆゆこ先生もアラフォーだっけ?)、高校時代はなんだかんで、ゴレンジャー(古いか)でいえば残念な(?)無色、万里とちがって大学は現役合格っぽい。――テキトウなことを書いていないで早く続きを読もう(汗)。というか、TV、新聞マスコミはちょっと大袈裟じゃない? 去る12日、無理して9時から開いている本屋に9時15分くらいに行ったら、入り口付近に小山はあれども、そこに群がるお客が1人もいない…。夕方でもふつうに買えたんじゃないかな? …ま、とにかく先を読もう。
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