読書メモ。

2013年12月25日 読書
村上春樹「イエスタデイ」(『文藝春秋』2014年1月号)を読む。『ノルウェイの森』の普通版? 村上作品、例によって既視感が。でも、読んでいる間、頭のなかでいい脳波(?)が出ている感じ。読みやすいし。

東京生まれ東京育ちなのに関西弁がペラペラな木樽(きたる)。早大志望の2浪生。一応、予備校(早稲田にある)にも。友人の「僕」(早大2年生)とはバイト先で知り合う。で、浪人生小説としては、どうなのかな? うーん、普通かなあ。。『1Q84』は主人公の1人が予備校講師(代々木の)だけれど、世界の(?)村上春樹が浪人生を描いたことに意味が? ーないか。というか、いまさらな感じ。そういえば、今年(2013年)は小川洋子のエッセイ(小説?)「小石を拾いに」(『新潮』2013年5月号)もあったっけ。

※スマホから更新です。今後はもう、スマホから書けばいいか。

[追記]その後、単行本『女のいない男たち』(文藝春秋、2014.4)が出ている。上で「いまさら」と言ったのは、庄司薫の例の四部作(少なくとも最初の1冊は薫くんは浪人生ではないと思うけれど)や中上健次「十九歳の地図」が念頭にあったからです。
[追記2]文庫は文春文庫、2016.10。
 

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