読書メモ。

2014年4月22日 読書
野村美月『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件5』(ファミ通文庫、2014.4)読了。※以下、ネタバレ注意です。

<女装&替え玉な家庭教師生活ももう半年ほど。生徒たちに懐かれたのは嬉しいけれど、聖羅が毎日メイド服を着て、お茶を淹れてくれるようになったのは絶対マズイ! それ以外にも、真面目で一途過ぎる竜樹王子に、ブラコン気味の更紗姫、その更紗にベッタリな織絵姫、お母さんっ子の真王子......特定の相手しか目に入らない問題児ばかり。彼らの世界を広げるため、“先生”として一計を案じた僕はーー。ファンタジー家庭教師コメディ、好評第5巻!>(表紙カバー後ろより)

前巻での作者の予告のとおり、兄弟5人(とギルマー)の関係がシャッフルされる。課題を出して、シャールくん(にせグリンダ先生)は観察者に。なんだろう、読んでいて頬がゆるむ(汗)。これほどにやにやできるシリーズだったっけか(疲れているのかな、自分(汗))。後半というか番外編に入って最初は、メイドのアニスに連れられて、同人誌即売会へ。シャールくんのBL理解度がまた増している(笑)。残り3分の1ほどは“林檎小説”というか。

個人的には、竜樹王子のもっと詳しい図書館手伝い奮闘日記が読みたかったかな(笑)。そう、今巻の表紙はカティアでもよかったよね(でも、シリーズ全体のこともあるし、双子姫たちのほうがいいのか)。

思うに、聖羅姫はこの色ぼけ(失礼)が治まったら、学問と芸術の国・ウィストリア皇国(の皇立大学)に留学すればいいような? このままでは頭脳がもったいない、数学か化学か何かの分野ですぐれた業績を残せそう。←真面目か!(汗)。あと、王妃様提案の開かれたお茶会は、上流階級の子どもたちだけだよね。アニス(実家はパン屋さん)の妹たちとかも参加できるようなものならいいのにね。王妃様じしんは庶民的だし。

次巻ロマンシア編は、この4人組(シャール、竜樹、聖羅、ギルマー)で大丈夫なのかな? 船旅の時点で何かトラブルが発生しそう(笑)(ギルマーきっかけとかで)。残留組、アニスはシャールがいなくても、いままでと同じかもしれないけれど、竜樹お兄ちゃんがいなくなると、更紗がかわいそうだよね(だからその前にサービスの「××ン」?(笑))。あ、バトル的なことも起こったりするのかな? この4人(だけ)では“竜退治”とかはちょっと無理なような?(その場合、聖羅姫はクスリ担当?)。そう、お祭りには懐かしの(?)ハールーン皇子やイリーも参加するのかな? そうすると、グランドフィナーレっぽくなっちゃうよな。。でも、何かを探している天才グリンダは、たぶんエーレンにいる王妃様と接触しないとダメでしょう? あ、でも、天才だから弟のシャールからの又聞きで十分かもしれない。

なんか中身のない感想を書いてしまった(涙)。毎度のことか。このシリーズ、ストーリーはそんなに進まなくても楽しめる(にやにやできる)から、個人的には急いで進まなくてもいいと思うけれど、でも、途中で打ち切られずに、ちゃんと、ちゃんとした結末は迎えてほしいな。(売れ行き情報はなければないで、心配かも。)
 

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