最近ほんと本がぜんぜん読めなくて。少し読めても感想が書けなくて。いよいよこのブログも閉店ガラガラかもしれない(涙)。というか、すでにほとんど放置状態だけれど。

いちおう書名のメモだけでも。もちろん(?)浪人生または元浪人生が出てくる小説です。(未読のものは文字通り読んでいないので、出てくるかどうか、ちゃんと確認してみないと正確なところは私にはわからないです。)

(未読・単行本)
・中村航『小森谷くんが決めたこと』小学館。2014.8。
・機本伸司『ぼくらの映画のつくりかた』東京創元社、2014.7。
・大倉崇裕『蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係』講談社、2014.7。シリーズ2冊目。
・丘修三(絵・国井節)『黒ねこガジロウの優雅な日々』文渓堂、2012.11。
(未読・文庫本)
・沼田まほかる「沼毛虫」『痺れる』光文社文庫、2012.8。9篇中の4篇目。単行本は光文社、2010.4。

次のものは買おうか迷っているのだけれど、

・乾ルカ『モノクローム』新潮社、2014.6。

やっぱり中身を確認してからかな(出てくるのかな?)。というか、単行本は高いよなー。買った本も文庫本が出る前にちゃんと読んでしまいたいな、感想は書かない(書けない)にしても。

(既読・文庫本、所有しているもの)
福田栄一「あの日の二十メートル」 、アンソロジー『Re-born はじまりの一歩』実業之日本社文庫、2010.12。単行本は実業之日本社、2008.3。
若山三郎『お嬢さんは探偵好きー女子大生連続殺人事件Ⅱー』 春陽文庫、1988。

上のほうは“浪人生小説”とは言えないかもしれないけれど、なんていうか、ちょっといい話だった。ちょっとお薦めです(主人公は大学に行かなくなっている大学生)。ご老人が出てくるので、少し児童文学(子ども向け小説)っぽいな、とも思った。

下のほうはブッ×オフでたまたま見つけて(気になっている著者だったので手にとった)購入したもの。Ⅱしか売っていなかったのだけれど、Ⅴまであるらしい(あとでほかのブックオ×や古本屋で探したけれど、売っていない)。ちょっと軽い、漫画に出てくるような(わりと定番な?)浪人生が出てくる。

(既読・図書館本)
青来有一「信長の守護神」 『聖水』文藝春秋、2001.2。4篇中の3篇目。文庫は文春文庫、2004.6。初出は『文學界』1999年4月号。
夢枕獏「ばく」 、今江祥智・灰谷健次郎編『新潮現代童話館 2』新潮文庫、1992.11。これが初出らしいけれど、『猫弾きのオルオラネ 完全版』(ハヤカワ文庫JA、1996.4)にも収録されているらしい。

どちらもだいぶ前に読んだもので、手もとにはないので(図書館本)、よく覚えていない。上の収録本、表題作が芥川賞受賞作なのに、地元の本屋やブック×フには売っていない(というかいいかげん、ネットを使って買えばいいのにね、自分。あいかわらず「ネットショッピングって何ですか?」みたいな状態(涙))。そういえば、キーワードではないかもしれないけれど、「落武者」(という言葉というか)が出てくる。以前にも書いたかもしれないけれど、明治時代あるいは大正時代くらい、受験浪人を表す「浪人(生)」という言葉がある程度定着する前は、「落(ち)武者」という言葉もけっこう使われていたのではないか、と私は思っているのだけれど(どちらももともと比喩だろうけれど)、いまだにそのへんのこと(「浪人(生)」の語源など)がちゃんと書かれている本が見つからない(涙)。

下のほうの小説は、最後ちょっと急に終わっちゃう感じがしたけれど(“上から”解決してしまうというか)、ふつうに面白かったと思う。悪夢もの、というとちょっと違うのかな(バクが出てくる)。主人公が浪人生なのだけれど、“浪人生小説”としては、彼女のほうだけ上京してしまって・・・みたいな。夢枕獏は検索してみたら、ほかにも浪人生が出てくる小説を書いているようなので、×ックオフなどで探してみたけれど、例によって見つからず(涙)。どうしようか、図書館にはあるみたいだから、借りてきて、浪人生が出てくるかどうかだけでも確認しておきたいな。
 

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