2016年3月。

2021年9月2日 読書
※以前ツイッターで書いたものです。少し加筆訂正ありです。



23. 予備校の女子寮が舞台になっている『花束』(朝日新聞出版、2008)という小説がある。著者は1976年早生まれ。>RT
※何をリツイートしたのかわからない。

22. そういえば、書こうと思って忘れていたことが。検索してみたら、触れていらっしゃる方がいたので、この前、坪内祐三『人声天語2 オンリー・イエスタデイ 2009-2015』(文春新書、2015.10)を買ってきて、収録されている(続く)

22.1. (続き)「かつての予備校ーー代ゼミや駿台はまるで旧制高校のようだった」(初出『文藝春秋』2014年12月号)を読んでみたのだけど、なんていうか、自分を旧制高校(の授業とか文化とか)に結び付けたいだけでしょ? みたいな。(違っていたらすみません。)(続く)

22.2. (続き)Yゼミの黒木(数学)、堀木(現代文)、S台の伊藤(英語)、奥井(英語)について触れられている。Yゼミでベ平連グループの小田、吉川(ともに英語)には近づかなかった、と書かれているのに、イラストが小田実なのが謎。

22.3. 坪内氏より3つくらい下かな、うろ覚えだけど、平田オリザ『受験の国のオリザ』で、著者は浪人生ではないけど、Yゼミに通っていて。S台に通っている友達が夏期講習だかで、堀木という人の授業を受けに来ている、みたいな話があったと思う。藤田師はS台生には不人気(あるいは不十分)だったとか?

22.4. 3つではなくて4つ下みたい(1962年生まれ)。本が行方知れずで確認できないけど、『受験の国のオリザ』は1981年の話かも。私は紙の本しか読まないのだけど、小谷野敦『グンはバスでウプサラへ行く』(2015.1)の表題作の予備校時代(S台)が同じ年かも。

22.5. 伊藤師はいつから「受験(英語)の神様」と呼ばれるように? 亡くなってからなんじゃないか疑惑が...。だとすれば、文字通り神話化(神格化)だよね。授業を受けたことがないので、あまり言いたくないけど、坪内氏のようないまさらなすり寄り(2014年にもなって)にはちょっと苛ついてしまう。

22.5.1. 1991年の「受験英語の「神様」」という記述を見つけた。生前からちゃんと(?)「神様」だったようだ。でも、いつからそう呼ばれていたんだろう? 1970年代にはすでに? (そういえば以前、Googleブックスで検索してみたら何か斎藤孝の本が出てきた覚えが。)

22.6. 書名は伏せよう。この前読んでいた1994年刊の英語の参考書。プロフィールによれば著者は高校教師で、1959年生まれで、浪人時代にはS台に通っていたらしい。(1978年の可能性がいちばん高いけど、早生まれなら1977年。あるいは2浪以上しているなら1979年以降の可能性も。)

22.6.1. 自分でも一瞬これ何だっけ? と思ってしまった。これか。
https://www.amazon.co.jp/dp/4327763659

21. おそらく戦前も同じ。>RT
※何をリツイートしたのかわからない。

20. そういえば、浪人(大学受験の)することが決まった人が『五体不満足』を読むと、予備校はS台に通いたくなるかも(そんなこともないかな...)。著者は1976年生まれ。1浪して早稲田。>だいぶ前のRT
※何をリツイートしたのかわからない。

19. ある本で知ったのだけど、藤森成吉編『受験小説選集』(考へ方研究社、1929)という本があるらしくて。
https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000039-I001634512-00/
関連して検索してみると、秋山六郎兵衞『受験病患者』(考へ方研究社、1930)という本もあるようだ。

19.1. 読まないといけないような義務感をなぜか感じるけれど、別に読まなくてもいいのではないか、と(^_^;)。興味がある方がいらっしゃれば。

19.2. 今ごろになって気づいた。小島信夫がちょっと何か言っているっぽい。『小島信夫全集』第 6 巻(講談社、1971)の最後のほう。(Googleブックス情報です。)
 
18. Googleブックスを検索していて知ったんだけど、近藤経一『第二の誕生』(1919)という小説があるらしい。ちょっと気になる。(例によって地元の図書館にないので、後回し。)

17. 洛陽社、文建書房から少し間をおいて育文社も。学参オタクではないけど、英語関係の有名なものはなるべく手元においておいたい気持ちが...。私は受験生でも教師でもないけど。多田正行『思考訓練の~』は1巻しか持ってない。2と出たばかりの3は買いそびれてしまった。>RT
※受験参考書を出していた出版社の倒産。

17.1. そうえいば、学生時代に同級生で、大江健三郎の小説を添削したことがあるという伝説をもつ多田正行。小谷野敦『江藤淳と大江健三郎』に名前は出てこなかった。

17.2. 小谷野敦著『芥川賞の偏差値』(二見書房、2017)の柏原兵三「徳山道助の帰郷」(1967年下半期)のところには、「東大時代に大江健三郎と仲が良く、大江が『文學界』から二作目の依頼を受けた時、書いてから柏原に見せたが、柏原の指示で徹底改稿したという。」と書かれている(p.149)。
※このツイートは2017年6月7日。

17.3. 東大生作家、周りの優秀な東大生が直してあげまくり? 多田氏と違って柏原兵三は通信添削には関わっていないかもしれないけど、「次兄が設立した」と言われる神田予備校で受験生に教えてはいるかも。

17.4. 今日の昼間、たまに行く本屋に久しぶりに行ったら、(2)が売れ残っていたので、ほとんど迷わず買ってしまった。余計な出費(泣)。(3)は売ってなかった。(そういえば、3が売っているのって、1度も見たことがない。)

16. 主人公は京大生で、2浪している(という設定になっている)。作者は1976年早生まれで、1浪して京大。予備校はS台だったと思う。大阪出身だから大阪の? >RT
※リツイートしたのは『鴨川ホルモー』関係かな。

15. うろ覚えだけど、高校(旧制)の話、昭和19年は入試科目から英語がはずされ、昭和20年は試験そのものがなかった(内申書?だけ)と思う。>RT
※何をリツイートしたのかわからない。

14. 吉村昭『東京の戦争』所収のエッセイ(「進駐軍」)に、「私は終戦後に、予備校に通っていたが、或る日、内山常治という英語の教師に教員室に呼ばれ、(略)」という箇所がある(p.168、ちくま文庫)。この先生は創設者で初代校長という話があるけど、著者には一教師に見えていた?(続く)

14.1. (続き)予備校の生徒にとっては誰が校長とかどうでもいいことなのかもしれない。というか、そもそも誰が校長か知らされていないのかも。あ、予備校の場合、夏期講習とか短期のこともあるだろうし。

14.2. 計画性がなくて、話がもうぐちゃぐちゃ(泣)。吉村昭が通っていた予備校は正修英語学校です。

13. 和田芳恵『暗い流れ』で第一外国語学校(予備校)の夏期講習を受ける場面があって、先生として岡田実麿が出てくる。この小説ではわからないけど、そこの副校長だったようだ。震災の翌年の話だっけ。ウィキペディアによれば岡田が一高を辞めたのはその同じ年(1924年)。微妙、どっちが先だろう?

13.1. 岡田嘉子という人(女優)が岡田実麿(實麿)の娘という話はガセネタでいいのかな? あと、Googleブックスを検索すると(よくわからないけど)、実麿の甥の人の名前が出てくる。(あ、この本、地元の図書館にあるな。)

13.2. 「第一外国語学校に受験生の夏季講座があり、私は途中から受講することにした。元一高教授だった岡田実麿が英語の訳解を教えていた。いわゆる紳士といった風格があり、堂堂とした恰幅だった。」和田芳恵『暗い流れ』。「元」が付いている(^_^;)。

13.3. CiNii 論文 -  『英語研究苦心談』に見られる英語学習史(中国地区英語教育学会第13回研究発表) https://ci.nii.ac.jp/naid/110009782179 #CiNii

13.4. 1924年(大正13年)9月の設立の前に「『村井, 岡田夏期講習会』なるもの」が。これに和田は途中から参加した? /『受験英語と日本人』に「[村井知至は](略)1923年(大正12年)には第一外国語学校(予備校)を創設して(略)」とあるけど(p.116)、1924年の間違いかも。

12. ウィキペディアの「鈴木長十」に次のように書かれている。「東京高等師範学校(略)卒業後、駒込中学の英語講師をしていた。その傍らで駿台で講師をしていた岡田實麿の手伝いをしていたが、1939年に岡田が病気で講義を休むようになると駿台の専任講師となった。」(続く)

11. RT>原作の話、大学生の主人公(男子)が1浪している。たぶん大学生ものによくある年齢(の差)の調整。大学があるのは雪の降る地方で、モデルは新潟大学という説あり。
※リツイートしたのは映画『ホーンテッド・キャンパス』関係かな。

11.1. 調整というよりずらすため、といったほうがいいのかな。作者は1浪だけど、主人公は2浪みたいなずらし方も見かける。

10. 「池山廣」を検索してみると「芥川賞のすべて・のようなもの」が出てきて、見ると1914年生まれで、1980年に亡くなっているようだ。英語の鈴木長十はその前年の1979年で74歳で亡くなっている(こちらはWikipedia情報)。

9. そういえば、復刊された伊藤和夫のICシリーズ(3部作)もだけど、斎藤雅久『かつて「チョイス」という名の英語教材があった』(游学社、2015.2)もいまだにチェックしていない(こちらも前作と続編を合わせて3部作になっているようだ)。あ、1980年代なのか...。

9.1. 「チョイス」というと奥井潔師のイメージがあるかもしれないけれど、柴田耕太郎『英文翻訳テクニック』(ちくま新書、1997)という本では「もう一人忘れられないのが、故・鈴木長十先生。この人はその予備校の学頭を務め、choice exercisesというエッセイを集めた教材で(続く)

9.2. (続き)英文和訳を担当されていた。(略)」(p.178)と書かれている。著者は(早生まれかどうかわからない)1949年生まれ。1967年か1968年の話? もちろん同じ年でもコースやクラスによって違うんだろうけど。『ハイスクール1968』では鈴木師は英作文(1971年の話)。

8. デビューしていないと作者名が書けないけど、1990年の中央公論新人賞の候補作の1つ(作品名に昆虫と哺乳類の名前が入っているの)は予備校生が主人公のようだ。吉行淳之介の全集に選評が収録されているっぽい。(これもGoogleブックス情報です。)

7. 少し前に(けっこう前かな)山本昌代『応為坦坦録』を読んで、そのあとテキトウに検索していて知ったのだけど、1983年(第20回)の文藝賞の最終候補作の1つ(4作のうち2作が受賞で、残り2作のうちの1作)は予備校生(女子)が主人公のようだ。読みたくても読めないけど。

6. 金井美恵子「赤ちゃん教育」(『小春日和』)の初出は『群像』1983年4月号。語り手は男子。妊娠小説。作者は1947年生まれ。(そういえば『小春日和』、なんか売っていなくて未読です。あ、図書館にあるかな。)

5. 干刈あがた「樹下の家族」の初出は『海燕』1982年11月号。たしか夫と子供のいる女性が青年(浪人生?)に声をかけられる。紀伊国屋書店。ジョン・レノンが凶弾に倒れた日は1980年12月8日。(犯人が持っていたのは『ライ麦畑で~』のペーパーバック。)作者は1943年早生まれ。

4. 以前、Googleブックスを検索していて知ったのだけど、予備校生マンガについては『ザ・予備校 92年度版 世紀末はヨビコ一から始まる』(第三書館、1992)という本で何か語られているっぽい(私は未確認です)。興味がある方がいらっしゃれば。

3. 言った方がいい気がしていてずっと忘れていたけど、佐高信『親と子と教師への手紙』(コスカ出版、1987.6、のち現代教養文庫)という本に「小説の中の受験生たち」というエッセイ(?)が収録されている。初出はたぶん、「小説の中の受験生像」という題で『教育読本 入学試験』(1981.10)。

3.1. タイトルからもわかると思うけど、浪人限定にあらず。「最後に「受験小説」の古典ともいうべき、ヘッセの『車輪の下』(高橋健二訳、新潮文庫)に触れよう。」と書かれている(p.139、文庫版)。『車輪の下』はやっぱり古典なのか。

2. かなりうろ覚えだけど、高田里惠子『失われたものを数えて』という本だったかな、久米正雄「万年大学生」という短編の収録本を「『学生時代』(新潮社、1918)」みたいに書いていて。文庫版からの収録作なのに、単行本の出版年だけ書いても...と思った覚えがある。(「のち」問題の関連です。)

1. 以前、検索していたらあらすじだけ書かれていて、検索しても何かわからない作品があったんだけど、2ヶ月くらい経ってこの前、「あ、山田詠美の「微分積分」か!」とわかった。既読小説だった(^_^;)。(初出は『文學界』2010年5月号で、 『タイニーストーリーズ』に収録されている。)
 

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