2017年5–6月。

2021年9月11日 読書
※以前ツイッターで書いたものです。少し加筆修正、補足してあります。



16. 以前、篠原一『ゴージャス』(角川書店、1998.12)という高校生が主人公の小説を読んだことがある。作者は1976年生まれ。豊田議員の2学年下?
https://amazon.co.jp/dp/4048731394/

15. 1974年生まれ。まだ42歳か。>RT
※リツイートしたのは豊田真由子議員(当時)の件の何かかな。

14. 「浪人生主人公の小説を最も多く書いている作家は睦月影郎」説。

13. ライトノベルに浪人生はあまり出てこないけど(今後どうなるかわからないけど)官能小説にはけっこう出てくる。「けっこう」どころか、フランス書院文庫では主人公の職業トップ10に浪人生が入っているらしいし。

12. Yゼミは今年、創立60周年らしいけど、今年は2017年なので、60年前は1957年(昭和32年)か。予備校が急増する昭和30年前後だよね(やや後発?)。その年に通っていた有名人は誰かいるかな? 『何でも見てやろう』小田実っていつから教えていたんだろう?(丸谷才一の紹介だっけ?)。

11. >RT 「英語の塾講師の資格を持つ後輩」そんな資格があるんだ、知らなかった。
※何をリツイートしたんだろう?

10. 『踊る~』7年前の織田裕二と深津絵里の出会いは予備校生とフリーター! 浪人でもバブリーなのは時代のせい?~1990年『予備校ブギ』より/懐かし番組表
https://pablo.click/tv/column/44720/

9. 「誰もがそうするように、私は水道橋にある研数学館という予備校に通いはじめた。...毎日、予備校の授業を受けている時間と、御茶ノ水の〈ジロー〉という喫茶店にいる時間とがだいたい同じくらいで、...」ー久世光彦「去年の雪いまいずこ」(『怖い絵』)。エッセイなのか小説なのか...。

9.1. すぐに思い出せなかったけど、昭和29年(1954年)で「御茶ノ水の予備校」といえば久世光彦(2浪して東大)がいる。小林竜雄著『久世光彦vs.向田邦子』(朝日新書、2009.2)にこんな箇所が。「そう考えると予備校生たちの青春を描く「春一番が吹くまで」を作りたかった理由も(続く)

9.2. (続き)分かってくる。/大江の方は愛媛県から上京して一浪で入学していた。現役で入った久世の遠縁の志甫溥(後のTBS会長)と大江が親しかったので久世も浪人時代に誘われてよく一緒に遊んだ。」(97頁)。もう少し前後も引用したかったけど、引用多すぎ(泣)。浪人生と遊ぶ大学生の健三郎。

9.3. 大江健三郎は1935年1月31日生まれで、久世光彦は同年4月19日生まれらしいので、学年は1つ違うけど、歳は3ヶ月弱しか違わないのか...。一浪と現役で同じ年(1954年)に東大も受験しているし。

9.4. 「春一番が吹くまで」。手許にある同名の文庫の後ろには「高校3年夏の忘れがたい出逢いと愛と別れをさざ波のきらめきのように描き、日本のラディゲと江藤淳氏を驚嘆させた、著者19歳のデビュー作。キャンディーズ世代から生れながら、時代を超えた青春の永遠性を見事に結実させたロングセラー」と。

9.5. 作者の川西蘭は1960年2月生、広島県出身。1978年4月、早大入学。上京したのは何月何日? キャンディーズの解散コンサート(後楽園球場)は4月4日。著者ノート(『春一番が吹くまで』)によれば、その年に書いて文藝賞に応募して、選にはもれて(10月)、半年近く書き直して雑誌掲載に。

9.6. 「春一番が吹くまで」(初出は『文藝』1979年4月?)。主人公は17歳、上京して予備校の夏期講習に。近くの駅は「O駅」だし、最後は橋の上でヒロインと別れているし。“G”という喫茶店(Jではないけど)も出てくるし、...場所的にもドラマにしたくなっちゃう?

9.7. https://www.giraud.co.jp/company/history.html
これでいいのかな? ジローはGIRAUDらしい。1955年に神保町で開店して、1957年にJR(国電?)お茶の水の駅前に移転。1954年(昭和29年)にはまだないのか...。なんか話が合わないな...

9.8. 奥田英朗『東京物語』(集英社、2001.10のち文庫)に「春本番」という1編がある(初出『小説すばる』2000年4月号らしい)。自分、10年前に読んでいるみたいだけど、上京した日の話でいいんだっけ? 1978年4月4日。高校卒業後、東京の予備校に通うことに。代々木にある予備校。

8. 伊藤和夫著『英文解釈教室』(研究社)。初版の奥付を見ると、発行日は1977年2月5日になっている。2月か。

7. ↓1954年(昭和29年)とその4年前の1950年ではぜんぜん違うと思うけど(この時期の1年の違いは大きそう)、でも1950年の受験雑誌の広告にはこんなのが。ちょっと見づらいけど、左がS台で、右が正修です。(そういえば、『螢雪時代』のO社は違うけど、K社は駿河台にあるね。)
※何をリツイートしたのかわからない。

6. 車谷長吉『鹽壺の匙』(新潮社、1992.10のち文庫)の表題作を読んだ。初出は『新潮』1992年3月号らしい。「私」が小学校3年生のとき、兄のような(?)叔父さんの話で、「宏之はその年の三月、大阪大学工学部の入学試験を受けたが、落第し、二期校の横浜国立大学には受かったが、(続く)

6.1. (続き)これを蹴って、神田駿河台の予備校に通い始めた。中野桃園町というところに下宿しているのだと聞いた。」(p.256、単行本版)。「私(わたくし)」と同じで叔父さん、東京で何が? と思ってしまったけど。昭和29年(1954年)なので、大江健三郎が正修英語学校に通っていた翌年か。

6.2. 竹内洋著『日本の近代 12 学歴貴族の栄光と挫折』(中央公論新社、1999.4)の後ろのほう、関係年表の1953年(昭和28年)のところに「ーー大学受験の予備校・講習会など急増。東京の予備校はこの年前後で十数校増加、駿台予備校の競争率約10倍」とある(p.366)。

6.3. これ文庫版も出てるけど(講談社学術文庫、2011.2)年表、付いているかな? 当時(昭和30年前後)神田駿河台にあったのはS台、正修のほかに千代田予備校? 細かい予備校がほかにもありそう。研数学館の場所は駿河台には入らない?

5. そういえば、三木卓の自伝的な小説『裸足と貝殻』『柴笛と地図』の続きはないんだよね。高校生編まで。うろ覚えだけど、作者が雑誌(『すばる』?)でインタビューに答えて、続きは書かないと言っていたと思う。

4. 以前にも同じことをつぶやいているかもしれないけど、池田満寿夫「テーブルの下の婚礼」という小説。収録本の『エーゲ海に捧ぐ』は持っているけど、主人公は浪人生のようなそうではないような...。気が向いたらちゃんと読んでみよう(^_^;)。(初出は『野性時代』1977年3月らしい。)

3. そういえば、Googleブックスを検索すると、上総英郎著『内なる軌跡 7人の作家達』(朝文社、1990.9)という本が出てきて。森内俊雄「彼のうちなる〈彼〉の時」という小説(『幼き者は驢馬に乗って』所収)は、主人公が上京浪人生らしい。(地元の図書館になくて確認が後回しに。)

2. 2日くらい前にリツイートした、毎日新聞の76歳の方による投稿。58年前といえば、今年2017年だから1959年(昭和34年)くらいか...。浪人中の日記、処分しなくてもいいのになぁ、とか思ってしまった。

1. いつだったかGoogleブックスを検索していたら出てきた、内海隆一郎『遅咲きの梅』という小説(筑摩書房、1998.12)。昭和30年代半ばの大塚で、よくわからないけど、予備校生も少し出てくるっぽい。今度、図書館(地元の)に行ったら確認しておこう。

1.1. 途中で大塚からは引っ越している。

6月



11. この前(だいぶ前かな)三浦朱門の本を求めて古本屋に探しに行ったとき、『筑摩現代文学大系 86 開高健・大江健三郎集』が売っていて買ってしまった。開高健『青い月曜日』と大江健三郎「偽証の時」が読みたくて。開高健は小野圭(小野圭次郎)の参考書を使っていたみたいだよね。
※あとで集英社文庫の『青い月曜日』(2018.11)
購入。積ん読状態だけど。

11.1. 國弘正雄って1冊も読んだことがないけど、この前、澤井康佑著『一生モノの英語力を身につけるたったひとつの学習法』(講談社+α新書、2017.3)を読んでいたら3回くらい引用されていて。音読に英語のリーダーだけでなく小野圭の参考書も使っていたらしい。1930年生まれ。開高健と同じ。

11.2. 別の引用によれば「英作文は英借文なり」は伊地知純正(1884–1964、宮沢喜一の岳父)の言葉らしい。知らなかった。死後50年でおととし著作権は切れているようだけど、それ以前から英語教師、みんな勝手に使っているイメージが...。「英作文は英借文」という和借文?

10. そういえば以前、大江健三郎の『キルプの軍団』を読むと言ってしまったことがあるけど、いまだに読んでいない。#読む読む詐欺

9. 映画『その人は遠く』(1963)に浪人生が出てくるらしいけど、原作の藤原審爾「遠い人」には出てこない? 図書館にその収録本『罪な女 藤原審爾作品集5』(森脇文庫、1958)があったので、ぱらぱらと見てみたんだけど、いまいちよくわからず。大学受験生のようだけど。(旧制大学?)

9.1. この本には初出が書かれていない。ネットで検索すると、『オール読物』(何年何月?)と『小説新潮』1956年7月号の2つが出てくるけど、初出はたぶん後者。前者には本当に載っているのかな?(直木賞受賞作ではないし...)。

8. 落ちのない私語りですが、昨日午前中久しぶりに図書館に寄って、そのあと(久しぶりではなく)コンビニにも寄って。レジでくじを引いて、炭酸飲料をもらった(当たった)のだけど、去年の8月にちょっと体調が悪くしてから、なぜか甘い炭酸を飲まなくなっていて...。でも、まぁ少しずつ飲もうかな。
※もらった場合以外、いまだに(2021年9月現在)甘い炭酸飲料は飲んでいない。そういえばこの前ペットボトルのカフェラテを飲んでしまって、意味ないなと思った。糖分的に。

7. >RT この人、1958年生まれ。「しかし、私たちの世代には「大学受験戦争」という関門があったことを忘れてはなりません。/当時の大学受験は一種の社会現象となっており、大学受験を素材にした小説や漫画がたくさん出ていました。(略)」。「たくさん」って具体的に何?
※これについてかな。
「大学受験戦争がなくなった今、中学受験の勉強は有益/荘司雅彦 2017.05.17 06:00」
https://agora-web.jp/archives/2026082.html

6. そういえば、内容をほとんど覚えていないけど、村上桃子『恋するマドリ もうひとつの物語たち』 (リンダブックス、2007.8)という短編集、読んだことがある。映画の関連本っぽい。表紙がガッキー。「引越しと恋」がテーマらしい。
https://amazon.co.jp/dp/4803001235/

5. 未読だけど、宇能鴻一郎『淫好夫人』(グリーンアロー・ノベルス、1988.12)という小説には予備校生が出てくるっぽい。
https://amazon.co.jp/dp/4766311973/

4. そういえば、伊井直行著『会社員とは何者か? 会社員小説をめぐって』(講談社、2012.4)。文庫化されないのかな? 面白かったのに。講談社文芸文庫とかではなくて普通の文庫で出してほしいな。

3. 氏田雄介著『あたりまえポエム 君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ』(講談社、2017.4)購入。読んでみた。ヨギ・ベラっぽいの(「試合は終わるまで終わらない」とか)があるかな。主人公たちは予備校で出会っているらしいんだけど、現役受験生か浪人生かわからなかった。

2. 「電子書籍発売のお知らせ+学生さんはつらいよ」(雑記帖としま)
http://fengdao.exblog.jp/26816579/
※無くなっている。

1. >RT 『学生週報』(旺文社)という雑誌があったのか。ちょっと気になる。
※何をリツイートしたのかわからない。

5月
 

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